< ス ト レ ッ チ >
 
ストレッチは、けがの予防に役立つ運動です。また、オスグッド(成長痛)も予防できます。
練習前・練習後・出来れば風呂上りにも行なうようにしましょう。(冬場は特に)
 
ストレッチの基本
 @リラックス        リラックスしている方が、筋肉もよく伸びる。
 A反動をつけない      反動をつけずに、ゆっくりと筋肉や腱を伸ばし、10秒前後保ち続ける
 B呼吸を止めない      普通に呼吸をしながら、肩の力を抜く。
 Cオーバーペースにならない 自分の身体のあわせて強弱を加減する。
 D規則的に         毎回練習前後に行なう。
 
 サッカーに適したストレッチ(12種類参考)
 
  脚の各筋肉を十分すぎるほど伸ばし、常に脚を柔軟に保っておくことはもちろんのこと、
  上半身の柔軟性も身体のバランスと言う意味では大切。
 
  1(体側) 両脚を肩幅よりやや大きく開いて直立し、頭上で両手を組み、両腕を伸ばしながら
        ゆっくりと体を横に倒し、ある程度倒れたところで静止する。(左右とも)
 
  2(足)  両手を腰にあて、まっすぐに伸ばして片足を上げる。上げた片足は、つま先をへそ
        の方に持ち上げるように立て、10秒静止する。(左右とも)
 
  3(足)  まっすぐに立ち、片方のひざを折り曲げて、手で足首をつかみお尻に引きつける。
        (左右とも)
 
  4(太腿) 片手で何かにつかまり、もう一方の手で足首をつかんで後に引き上げる。ひざをな
        るべく高く上げ、太腿が下がらないようにする。(左右とも)
 
         4     ←     3       ←       2   ←   1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  5(首)  背筋を伸ばしてまっすぐに立ち、両手を後頭部にかけて、頭を前に下げる。首の裏
        側の筋肉がよく伸びるように、あごが胸につくようにする。
 
  6(首)  片手を頭の上から逆サイドの横に置き、引っ張るように頭を倒していく。頭を倒す
        時に、身体をまっすぐしていると、首の横がよく伸びる。(左右とも)
 
  7(足)  地面に腰を下ろし、片方のひざを曲げ、もう一方の太腿の上で、つま先を引き寄せ
        る。引き寄せたまま足首を回しても良い。(左右とも)
 
  8(背中と腰)左脚を伸ばして地面に座り、右脚はひざを曲げて足の裏を内股に当て、腰を中心に
        左の方に上体をひねり、両手を地面につける。(左右とも)
 
         8    ←    7     ←     6     ←     5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  9(太腿) 台などに脚をかけ、その脚をまっすぐ伸ばし、両手で台にかけた足の甲をつかむよ
        うに、背筋を伸ばして、上体を前に倒す。(左右とも)
 
  10(背中と腰)両ひざを曲げ地面に座り、両手で足のつま先を持って10秒前後静止する。
        背中はピンと伸ばすことに注意する。
 
  11(太腿) あお向けで右のひざを両手で抱えて胸に引き寄せ静止する。
        腰をしっかり地面につけ、左脚が曲がらないようにすること。(左右とも)
 
  12(胸)  うつ伏せで両手で両足首を持ち、10秒静止する。その後、両足首を引き寄せて
        あごを上げて上体を反らせる。(太腿のストレッチにもなる)
 
        12    ←    11     ←     10     ←     9